专利摘要:
アンチフリーフロー機構は、管の一区分に沿って配置された閉塞器機構と、取付構造とを含む。閉塞器機構は、通常、偏倚された閉鎖位置にあるが、取付構造内に配置されることにより開放位置まで移動することができる。しかしながら、閉塞器機構を取付構造内で維持するように力が加えられない限り、閉塞器は、取付構造に対して移動し、第1の閉鎖位置に戻る。
公开号:JP2011516164A
申请号:JP2011503116
申请日:2009-03-31
公开日:2011-05-26
发明作者:ケント・ベック;ジェイソン・ブルトマン;ジェフ・ジュレティッチ;フィリップ・エガーズ;ブレーク・アレン;ライアン・フェダースピル
申请人:ケント・ベック;ジェイソン・ブルトマン;ジェフ・ジュレティッチ;ゼヴェクス・インコーポレーテッド;フィリップ・エガーズ;ブレーク・アレン;ライアン・フェダースピル;
IPC主号:A61M5-168
专利说明:

[0001] 本発明は、輸液ポンプにおけるフリーフローを防止する機構に関する。より詳細には、本発明は、誤警報(nuisance alarm)を最小限にしながら、輸液ポンプにおけるフリーフローを防止する方法および関連装置に関する。]
背景技術

[0002] 医療用ポンプとともにアンチフリーフロー装置を使用することは、当技術分野において周知である。流体が患者の体内に注入されている時、通常、流量が調整されることが望ましい。患者の体内への流れが重力のみによって制御される、一般にフリーフローと呼ばれる状態があることは、多くの状況において不都合である。こうした状態により、非常に短時間に大量の溶液が患者の体内に注入されることになる可能性がある。病状または輸液に含まれる薬剤により、フリーフロー状態は、患者に対して健康問題をもたらす可能性がある。状況によっては、患者の死に至る可能性もある。]
[0003] これらの問題のために、医療用ポンプにおいてフリーフローを調整する多くの装置が開発された。たとえば、いくつかの異なるアンチフリーフロー装置が米国特許第7,150,727号に示されており、その開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。‘727特許の図13Eは、既存の経腸栄養ポンプに取り付けられる管に配置されたインライン閉塞器(in−line occluder)を示す。輸液セットは、ポンプロータの上流で管の一方の側を係留するドリップチャンバと、ポンプロータの下流で他方の側を取り付けるために用いられるインライン閉塞器/コネクタとを有する。ドリップチャンバおよびインライン閉塞器/コネクタは、ロータの回転により流体が輸液セットで圧送されるように、管をポンプロータに対して引張状態で維持する。]
[0004] アンチフリーフロー装置の使用による1つの問題は、目下既存のポンプへの後付けである。最新のポンプモデルは、一般に、アンチフリーフロー装置に対応するように設計されているが、すでに存在しているポンプにはこうした構造がない場合がある。いくつかの既存のポンプで使用される閉塞器の1つの問題は、輸液セットがポンプに適切に取り付けられない場合、フリーフロー状態が発生する可能性があるということである。たとえば、閉塞器が取付構造に取り付けられ、流れを可能にするように開放位置まで移動するが、輸液セットがポンプのロータの周囲に適切に巻き付けられていない場合、輸液セットを通る流量を制御するものが何もない。]
[0005] この問題に対する1つの解決法は、‘727特許に示すもののようなインライン閉塞器を使用することであった。インライン閉塞器は、閉塞を通過する流れを可能にするために十分に管を伸張するように、または外部構造の場合、輸液セットに力を加え、それにより輸液セットと閉塞器との間の溝を開放するように、十分な力が発生しない限り、フリーフローを防止するように配置されかつ設計される。]
[0006] インライン閉塞器の1つの問題は、多くの旧式の経腸栄養ポンプが、比較的低い圧送圧力を発生するということである。このため、圧送圧力は、時に、閉塞器を無効にするのに不十分であり、またはポンプが、圧送機構の下流に望ましくない閉塞があると誤って判断するほどの力を必要とする。これにより、管が実際には閉塞されていないと確定する医療従事者の応答を必要とする警報が発生する。これら誤警報は、医療従事者の時間および労力を無駄にし、輸液プロセスを不必要に混乱させる。]
[0007] たとえば、図1に示すように、既知の閉塞器1は、輸液ラインの管2内に配置され、ポンプ3等のポンプで一般に行われるように既存のポンプ3に取り付けられる。管は、一端がドリップチャンバ4によって、他端が閉塞器1に関連するコネクタ5によって、引張状態で保持される。ドリップチャンバ4とコネクタ5との間で、管はポンプロータ6の周囲に巻き付けられ、ポンプロータ6は、管と係合して溶液を管内に流す。] 図1
[0008] 閉塞器1は、多くの他の閉塞器に比較して有利である。それは、管がポンプロータから不注意で取り外された場合に、輸液管を通る流れを防止するためである。いくつかのピンチクリップ閉塞器等の他の閉塞器は、管2がポンプに取り付けられると開放され、管が緩むと閉鎖しない。]
発明が解決しようとする課題

[0009] 閉塞器1の構成の1つの問題は、誤った閉塞警報である。ポンプ3等の多くの旧式ポンプは、比較的圧送力が低く、単にインライン閉塞器をバイパスするために必要な圧力に基づき、下流での望ましくない閉塞を検出する。したがって、輸液セットがポンプに適切に取り付けられている時は、誤警報なしに流れを可能にし、管がポンプロータから抜けるかまたは他の方法でロータに適切に係合していない場合は、ライン内のフリーフロー状態を防止する、閉塞器機構があることが望ましい。]
[0010] 単に輸液セットがポンプに取り付けられると閉塞器を開放するということが考えられたが、これには、依然としてフリーフロー状態の危険が残されている。輸液ラインがロータの周囲から不注意で取り除かれた場合、ロータは、流体の流れを制御するように輸液ラインに作用しなくなる。したがって、フリーフロー状態が発生し、患者の体を損なう可能性がある。したがって、誤警報を回避する一方で、フリーフロー状態に対する保護を提供する装置および方法が必要である。]
課題を解決するための手段

[0011] 医療用ポンプで使用されるアンチフリーフロー機構および関連する使用方法を開示する。アンチフリーフロー機構の実施形態は、輸液ライン上またはライン内に取り付けられる閉塞器機構を有することができ、それは、閉鎖位置に偏倚され、ポンプに取り付けられる時、輸液セットが引張状態でポンプのロータの周囲に巻き付けられると開放される。閉塞器機構を、ポンプの周囲の管が引張状態である限り、輸液管内の流れを可能にするように構成することができる。輸液ポンプにおいて管の周囲に張力がなくなると、閉塞器機構は再び閉鎖し、管内に流体が流れないようにする。したがって、管を通る流れは、管がポンプに適切に取り付けられている限り防止されないが、管が緩んだ場合、終了される。]
[0012] いくつかの実施形態によれば、安全閉塞器は、ピンチクリップとして形成され、管の外側が閉鎖するように締め付けられて流れを防止するように偏倚される。ポンプに輸液セットを取り付けることにより、締付機構が開放するように移動する。しかしながら、輸液セットが引張状態でなくなるようにロータから管が何らかの方法で取り除かれると、偏倚要素が締付機構を閉塞する向きに戻し、それにより流体の流れが防止される。]
[0013] 他の実施形態では、輸液セットが輸液ポンプに適切に取り付けられると、締付機構を用いて、管に力が加えられ、それにより、インライン閉塞器を通過して流路を開放する。しかしながら、輸液セットから張力が解放されると、管に対する力が解放され、輸液セットを通る流れが再び停止する。]
[0014] さまざまな実施形態を、番号付けした図面を参照して示しかつ説明する。]
図面の簡単な説明

[0015] 従来技術による、インライン閉塞器が配置された一般的な経腸栄養ポンプを示す図である。
本発明の実施形態による例示的な閉塞器機構と、閉塞器機構を受け入れるように構成された取付構造との平面図である。
図2Aに示すアクチュエータおよびスライドの拡大図である。
取付構造に配置された図2Aの閉塞器機構の図である。
例示的な閉塞器機構および取付構造の断面図である。
輸液管を通る流れを可能にするようにハウジングに取り付けられた図3Aの閉塞器機構を示す図である。
閉塞器機構の例示的な実施形態の斜視図である。
輸液セットの管の一部に作用する閉塞器を示すために上部が取り除かれた、図4Aの閉塞器機構の基部の平面図である。
図4Aの閉塞器機構の上部および管の一部の断面図である。
閉塞器が見えるように伸張している、図4Aの閉塞器機構の基部部分の断面図である。
ポンプとポンプに輸液セットを固定するために使用される取付構造との上面図である。
閉塞器機構の例示的な実施形態の斜視図である。
閉塞器機構の例示的な実施形態の斜視図である。
閉塞器機構のさらに別の例示的な実施形態の斜視図である。
閉塞器機構のさらに別の構成の斜視図である。
図8Aの閉塞器機構の端面図である。
図8Bの線A−Aに沿って取り出された側断面図である。
図8A〜図8Cに示す閉塞器機構を受け入れる取付構造を示す図である。
さらに別の閉塞器機構の例示的な実施形態の斜視図である。
図9Aの閉塞器の端面図である。
線A−Aに沿って取り出された図9Aおよび図9Bの閉塞器の側断面図である。
輸液管とともに示すさらに別の閉塞器機構の斜視図である。
インライン閉塞器を示すために輸液管が取り外された図10Aの閉塞器機構を示す図である。
図10Aの閉塞器機構の端面図である。
インライン閉塞器が閉鎖構成にある図10Aの閉塞器機構の側断面図である。
インライン閉塞器が開放構成にある図10Aの閉塞器機構の側断面図である。
輸液セットにおけるフリーフローを選択的に防止するさらに別の閉塞器機構および取付構造を示す図である。
輸液セットにおけるフリーフローを選択的に防止するさらに別の閉塞器機構および取付構造を示す図である。
さらに別の閉塞器機構の組立分解図である。
閉塞器が閉鎖した閉塞位置にある、図12の閉塞器機構を示す図である。] 図10A 図2A 図3A 図4A 図8A 図8B 図8C 図9A 図9B
実施例

[0016] 図面は、例示的なものであって、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定するものではないことが理解されよう。例示する実施形態のさまざまな要素は、例示的なものであり、あり得るすべての変形形態および実施形態を包含するものではない。すべての要素を単一の図面に明確に示すことはできず、したがって、すべての図面が各実施形態のすべての要素を示すものではないことが理解されよう。]
[0017] ここで、当業者が本発明を実施することができるように、図面について、そこに記載されている数字を参照して説明する。図面および説明は、本発明のさまざまな態様を例示するものであり、添付の特許請求の範囲を限定するようには意図されていない。]
[0018] ここで図2Aを参照すると、閉塞器機構10の切取図が示されており、閉塞器機構10は、輸液セットの管14の一区分に沿って配置されるように構成される。図2Aはまた、図1に示す経腸栄養ポンプ等、医療用ポンプで使用されるための、全体として20で示す取付構造の断面図も示す。(後にさらに詳細に説明するように、取付構造20は、ポンプ自体とは別個の部品であるアダプタであってもよく、または輸液セットを装着するために従来から使用されるポンプへの取付構造であり得る。)
閉塞器機構10は、管14と係合するプランジャまたはスライダ24を有することができる。ばね等の偏倚要素28が、管を閉鎖して締め付けそれにより管を閉塞してその中の流れを防止するように、スライダ24を管14と係合するように偏倚することができる。したがって、閉塞器機構10を、流れを防止する閉鎖位置で偏倚することができる。] 図1 図2A
[0019] 概してピボットクリップの形態であるアクチュエータ32を、スライダ24と係合するように配置することができる。アクチュエータ32の移動、たとえば軸34(図2B)を中心とするピボットクリップの回転により、スライダ24は、偏倚要素28の偏倚に抗して移動し、管を閉鎖位置で締め付けなくなる。したがって、アクチュエータ32の移動により、管14内の流れが可能になる。] 図2B
[0020] 閉塞器機構10は、少なくとも1つの傾斜した側壁36を有し、それは、閉塞器機構が取付構造20内に入れ子式に収まるのを可能にするように構成され、それにより傾斜した側壁36が、取付構造20の傾斜した側壁40かまたは側壁の何らかの他の構造と係合する。先細りになった閉塞器機構10が、取付構造20の先細りの開口部内に摺動する際、壁40は閉塞器機構を中心に配置するのに役立つ。]
[0021] 壁40またはその一部はまた、アクチュエータ32と係合し、それを内側に閉塞器機構10内に押し込む。これにより、スライダ24が、閉鎖した締付位置から開放した非閉塞位置まで移動し、そこで管14を通る流れが可能になる。したがって、取付構造20に閉塞器機構10を取り付けることにより、図2Cに示すように、管を通る流れが開放する。(アクチュエータ32を略L字型であるように示すが、それは、スライダ24の枢動および移動を容易にするように断面が三角形または複数の他の形状であり得る。)
しかしながら、管14が適切に装着されていない場合、アクチュエータ32と取付構造20の側壁40とが係合することにより、閉塞器構造10が取付構造にとどまらない。偏倚要素28は、スライダ24に対し、したがってアクチュエータ32の内側移動に対して力を提供する。閉塞器機構10に外部力が加えられない場合、偏倚要素28によって、閉塞器機構が(スライダ24およびアクチュエータ32を介して)取付構造20を押すことにより、上方に移動し、それによりスライダ24は閉塞位置に戻る。この偏倚を無効にするために、管14は、図2Cにおいて矢印50によって表すように、ポンプのロータの周囲に巻き付けられる時に引張状態で配置される。(他のポンプ構成では、管に対する張力を、ポンプに取り付けられる取付構造により、または、閉塞器機構10および取付構造20から十分に間隔が空けられたドリップチャンバの使用によりもたらすことができ、管14は、ポンプに適切に取り付けられると、引張状態で配置される。)
管14に対する張力が緩和された場合、すなわち管が不注意でポンプロータから外れた場合、矢印50によって表す、管に対する下方への引張りの欠如がなくなり、スライダ24およびアクチュエータ32に対する偏倚要素28の偏倚が、閉塞器機構10に対する重力の影響を無効にし、閉塞器機構10を取付構造20において上方に押し上げる。これにより、アクチュエータ32はその元の位置に戻り、スライダ24が流れを閉塞することが可能になる。アクチュエータ32は、閉塞器機構10を取付構造の上部に戻す必要がないことが理解されよう。そうではなく、アクチュエータ32は、スライダ24が管内の流れを閉塞するのに十分上方に閉塞器機構を押し上げるだけでよい。これを、取付構造20の側壁40における間隙48によって容易にすることができる。] 図2C
[0022] 取付構造20を、多数の異なるポンプに種々の方法で取り付けることができることが理解されよう。図1に示すもの等、ポンプによっては、ポンプロータの下流に、取付構造を取り付けることができる構造がすでに含まれる。ポンプによっては、取付構造が接着によりまたは他の方法で取り付けられる必要がある場合もある。こうした取付けは、当業者には明らかであり、本明細書では詳細に説明しない。] 図1
[0023] ここで図3Aおよび図3Bを参照すると、閉塞器機構10’および取付構造20’の代替構成が示されている。閉塞器機構10’は、輸液セットの管14の一区分に取り付けられる。図2A〜図2Cの閉塞器機構10と同様に、閉塞器機構10’はスライダ24を有し、それは、偏倚要素28によって、スライダ24が管14を閉鎖して締め付ける閉鎖したすなわち閉塞位置まで偏倚される。図2A〜図2Cの枢動するアクチュエータ32ではなく、図3A〜図3Bの閉塞器機構10’は、スライダ24を第1の閉鎖したすなわち閉塞位置から出て第2の開放したすなわち非閉塞位置まで移動させるように直線状に移動するアクチュエータ32’を有する。] 図2A 図2B 図2C 図3A 図3B
[0024] 取付構造20’は、アクチュエータ32’の傾斜した壁32a’と相互作用する傾斜した壁40’を有する。閉塞器機構10’が取付構造20’内に下方に引き込まれると、壁32a’は壁40’と相互作用し、偏倚要素28を押すことにより、スライダ24を開放位置に移動させる。しかしながら、偏倚要素28の力があるため、偏倚を無効にするために、閉塞器機構10’に対して下方の力を配置しなければならない。これは、管14に対する張力によってなされる。張力が解放されると、偏倚要素28はスライダ24を押し、それによりアクチュエータ32が押し出される。取付構造20’とアクチュエータ32の壁32’との間の傾斜した相互作用により、閉塞器機構10’は、管14がスライダ24’によって閉鎖して締め付けられるのに十分上昇する。]
[0025] 閉塞器機構10または10’のハウジング12が傾斜している必要がないことが理解されよう。同様に、壁40、40’全体が傾斜している必要はない。そうではなく、取付構造20または20’およびアクチュエータ32または32’に、管14’が引張状態にない時に、相互作用して偏倚要素28の力の交換により閉塞器機構10、10’が移動するのを可能にする部分のみがあればよい。]
[0026] 図3Aおよび図3Bはまた、スライダ24に配置された止め具60も示す。止め具60は、管が存在しない場合に、スライダ24が閉塞器機構10’から出ないようにするように配置される。それはまた、閉塞器機構10’が取付構造20’に配置されていない時に、スライダ24が管を過度に締め付けるのも防止する。] 図3A 図3B
[0027] 閉塞器機構10または10’の内部は、スライダ24が管を閉鎖して締め付けるのに役立つように、管14の一方の側の上に配置された壁を有することができることが理解されよう。言い換えれば、管14の一方の側は壁によって保持され、対向する側は、管を閉鎖して締め付けるようにスライダ24によって係合される。]
[0028] ここで図4Aを参照すると、閉塞器機構110の実施形態が示されている。閉塞器機構110は、上部114および基部118を有する。図4Cに示すように、上部114を用いて、閉塞器機構110を輸液セットの管14の一区分に固定することができる。これを、接着剤を用いることを含む種々の機構によって達成することができる。] 図4A 図4C
[0029] 閉塞器機構110は、基部118も有する。基部118を、図3Aおよび図3Bにおける取付構造20’等の取付構造に入れ子式に収まるように構成することができる。しかしながら、本明細書で説明するように管14を通る流体の流れの選択的な終了を達成する一方で、取付構造に対して他の構成を用いることができることが理解されよう。] 図3A 図3B
[0030] 基部118は、基部から枢動可能に延在するアクチュエータ132を有することができる。図4Bに示すように、アクチュエータ132は、プランジャまたはスライド124に取り付けられ、プランジャまたスライド124は、管14と係合して選択的に流れを終了させる。スライド124は、ばね等の偏倚要素124により、第1の閉鎖位置まで偏倚される。スライド124に他の力が作用していない時、スライドは管14の側部に押し込まれ、それにより、管を閉鎖して締め付ける。この状態にある時、図4Aに示すように、アクチュエータ132は、基部118の側面から伸張する。しかしながら、アクチュエータ132に、それを図4Bに示す位置まで移動させる力を加えることにより、スライド124は偏倚要素128の偏倚に抗して、かつ管14から離れる方向に移動し、それにより管を通る流れが可能になる。] 図4A 図4B
[0031] 伸張した時のアクチュエータ132の遠端が傾斜を提供するため、アクチュエータを伸張させることにより、基部が取付構造(たとえば図3における取付構造20’)から出て上昇し易くなる。基部118が上昇すると、アクチュエータ132は、外側に移動し続けることができ、スライド124は強制的に管と係合する。したがって、基部118が取付構造20’等に固定されない限り、偏倚要素128により、スライド124は閉塞器を閉鎖して締め付ける。管14を、閉塞器機構110を適所に保持する方向で引張状態にすることにより、基部118は取付構造に固定される。]
[0032] こうした構成は、医療用ポンプの場合に非常に有利であり得る。輸液セットが適切に装着されない場合、閉塞器機構110は、プランジャまたはスライダ124が第1の閉塞位置のままであり、それにより、患者に害がもたらされる可能性のあるフリーフロー状態が防止される。輸液セットが適切に装着されると、閉塞器機構110は、第2の開放位置まで移動し、そこでは、ポンプの動作を妨げず、誤閉塞警報が発生しにくい。管14がポンプの適切な配置から偶発的に取り除かれた(すなわち、管が不注意でロータから引き離された)場合、閉塞器機構は、閉塞位置に戻ることができるために十分に上昇するかまたは他の方法で移動する。したがって、管14がその適切な位置から不注意で取り除かれた場合であっても、フリーフローが回避される。]
[0033] 図4Dは、アクチュエータ132およびスライダ124が壁135を示すために妨げとならないように枢動している、基部118の断面図を示す。壁135は、管14をスライド124によって閉鎖して締め付けることができるように、固定するのに役立つ。] 図4D
[0034] 図4Eは、図1に示すものに類似するポンプ168の上面図を示す。本発明の取付構造は、図2A〜図3Bに関して示すもの等、ポンプに取り付けるためのアダプタであり得るが、ポンプにおける従来からの取付構造であってもよい。たとえば、NESTLE製のCOMPATポンプは、二組の取付具170を使用する。一方の取付具174は、ドリップチャンバを受け入れるために使用され、他方の取付具174は、ポンプロータ(図示せず)によって操作される管区分を、患者に瘻孔カテーテル等を介して接続する、より長くかつより安価な管部分に接続するアダプタ等、他の構造を保持するために使用される。] 図1 図2A 図2B 図2C 図3A 図3B 図4E
[0035] 取付具174および178は、先細りのまたは略円錐台形(開口部を除く)の受入部分180を有する。受入部分は、閉塞器機構10、10’等を受け入れ、管に対して張力が維持されない場合に、閉塞器機構の上昇を容易にすることができる。先細りでない受入部分を有する他のポンプもあり得ることが理解されよう。しかしながら、アクチュエータ32または32’を、依然として受入部分と係合し、閉塞器機構を上昇させることにより流れを閉塞するように構成することができる。]
[0036] 図5、図6および図7は、各々、異なる基部118’、118’’および118’’’および/またはさまざまな構成のアクチュエータ132’、132’’および132’’を有する閉塞器機構110’、110’’および110’’’の実施形態の斜視図を示す。基部およびアクチュエータを、取付構造の特定の構成が必要であるように構成することができ、または、単一の閉塞器機構を複数のポンプで使用され得るように構成することができる。たとえば、基部118’は段状であって、それにより、取付構造の受入部分のサイズが異なるポンプに挿入することができる。アクチュエータ132’’を用いて、閉塞器機構110’’が、閉塞器機構110’’’用に設計された取付構造に挿入されないようにすることができる。] 図5 図6 図7
[0037] ここで図8A〜図8Dを参照すると、インライン閉塞器、すなわち、管を閉鎖して締め付けるのではなく、管の内部に配置されることにより流れを閉塞する閉塞器を使用するものである、閉塞器機構の実施形態が示されている。特に図8Cを参照すると、閉塞器226が管の内側に配置されている輸液セットの管14の断面図が示されている。閉塞器226は、通常、外径が管の内径よりわずかに大きい止め具230を有する。止め具230は、流路が止め具を通過して開放されない限り、管を通る流体の流れを防止する。(こうした閉塞器のより詳細な説明は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第7,150,727号に示されている。)流路が開放した状態になると、流体は、止め具230を通過して本体236の開口部234に流れ込み、本体236はまた、輸液ラインの複数の区分を取り付けるためのコネクタとしての役割も果たすことができる。流体は、止め具230を通過すると、本体の流路内をかつ輸液セットの残りの部分の中を下流に自由に移動することができる。] 図8A 図8B 図8C 図8D
[0038] 止め具230を通過するように流路を開放することは、いくつかの方法で達成することができる。1つの一般的な方法は、単に、流路が管の周囲で開放するように管14を径方向に伸張させるために十分な圧力を提供することである。しかしながら、背景技術の部分で述べたように、この方法は、下流で管が閉塞されているという誤警報の示唆をもたらす可能性がある。]
[0039] 流路を開放する別の方法は、止め具230に隣接する管に力を加えることであり得る。力が加わると、管は、変形して止め具230の周囲で流路を開放する傾向がある。止め具に対し力が加えられる場所を制御することにより、‘727特許において説明されているように、開口部の構成を制御することも可能である。一方の側に力を加えることにより単一の流路をもたらすことができ、両側に力を加えることにより、力を加えた方向に対して垂直に各側に流路がもたらされる。]
[0040] 図8Aにおいて、閉塞器機構210は、一対のアーム214の形態のアクチュエータ232を形成する本体を有することができる。アーム214は、取付構造220(図8Dまたは図4Eの170)に取り付けられると、止め具を通過する流体の流れを開放するように止め具230と係合するように撓曲可能または枢動可能である。] 図4E 図8A 図8D
[0041] 閉塞器機構210は、ピンチ閉塞器ではなくインライン閉塞器で動作するが、取付構造170または220に配置され、張力が加えられた時に、ポンプによって流体の流れが制御されるように管が開放されるという点で、上述したものと同様に機能することができる。しかしながら、管に対して張力が存在しない場合、(偏倚要素128のような)アーム213に対する偏倚により、管は閉塞した向きに戻ることができる。別法として、閉塞機構210が取付構造170、220に入れ子式に収まり、管に対する張力とは無関係に開放したままであり、それにより、管134が適切に装着されない場合に自動閉鎖を行わないようにするように、閉塞機構210を構成することができる。閉塞機構210が自動閉鎖を提供するか否かは、閉塞器機構と取付構造との間の係合によって決まる。]
[0042] 医療従事者は、閉塞器機構10、10’、110、110’、110’’、110’’’または210を一時的に開放する必要がある場合、管を通る流れを開放するために、アクチュエータ32、32’、132、132’、132’’、132’’’または232に力を加えるだけでよい。しかしながら、圧力が解放されるとすぐに、閉塞器を通過する流れが終了される。したがって、医療従事者が偶発的に管をフリーフロー状態のままにする危険性がなくなる。]
[0043] ここで図9Aを参照すると、図8Aの閉塞器機構210の変形形態である閉塞器機構210’が示されている。図8Aの閉塞器機構における一対のアーム214をアクチュエータ232として使用するのではなく、単一のアーム214’がアクチュエータ232’として作用し、止め具230に隣接する管と強制的に接触するように枢動し、止め具を通過する流路を開放する。さらに、図9Cに示すように、アーム214’の端部214aは、管14と係合し流路が開放するのに役立つように比較的鋭利な角を有することができる。図8Aから図9Cに示す構成の1つの利点は、図1に示すもののようなポンプですでに使用されているインライン閉塞器と使用することができ、したがって再編成が最小限になる、ということである。] 図1 図8A 図9A 図9C
[0044] ここで図10A〜図10Eを参照すると、本発明の原理に従って形成された、全体として310で示すさらに別の閉塞器機構のさまざまな図が示されている。閉塞器機構310は、内部に流路320が延在するコネクタ316を有する。コネクタに取り付けられる輸液セット管14の一区分に、止め具330が配置される。図10Bは、管が取り除かれた止め具330およびコネクタ316の斜視図を示し、そこでは、止め具330は、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に配置される。] 図10A 図10B 図10C 図10D 図10E
[0045] 止め具330は、溝340を残すように間隔を空けて配置された複数の突起336を有する。突起336の端部は、管14と接触したままであるように構成され、溝340により、突起が管と係合する距離を止め具に沿って流体が流れることができる。]
[0046] 図10Dは、止め具が閉鎖位置にある、図10Cの線A−Aに沿って取り出された止め具330およびコネクタ316の側断面図を示す。溝340の下流において、止め具330は、コネクタ316の流路320への開口部に着座するように構成される。管14は通常エラストマー性であるため、止め具330をコネクタの開口部320aに着座したまま維持するために加えられる力がわずかであるように、止め具330を管内に配置することができる。言い換えれば、止め具330は、閉鎖したすなわち閉塞位置に偏倚される。この位置では、コネクタ内に流れは発生しない。したがって、幾分かの外力が作用しない限り、止め具330は第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にとどまる。] 図10C 図10D
[0047] 管14が、ポンプへの取付けにより引張状態で配置される時、コネクタ316から遠方の管14の部分が、コネクタから離れるように引っ張られる。図10Eに示すように、エラストマー管が伸長し、止め具330が少なくとも部分的にコネクタ316から引き出される。突起336および溝340により、管は、止め具を通過する流れを防止するほど止め具330の上でつぶれることが防止される。したがって、止め具330は、第2の開放したすなわち非閉塞位置まで移動する。しかしながら、管に対する張力が解放されるとすぐに、止め具330はコネクタ316に引き戻され、それにより流れが妨げられる。] 図10E
[0048] ここで図11Aを参照すると、輸液セットの管14の一部に取り付けられたピンチクリップ閉塞器410が示されている。ピンチクリップ閉塞器は、管14を閉鎖して締め付けるように偏倚される一対のアーム424を有する。アーム424から一対のフランジ432が外側に延在し、フランジ432を締め付けることにより、アームが互いから引き離され、それにより管14を通る流れを開放する。] 図11A
[0049] 図11Bは、取付構造420に取り付けられたピンチクリップ閉塞器410を示す。取付構造420は、一対の傾斜した壁440を有し、それらは、フランジ432と係合してそれらを互いに向かうように押し、それによりアーム424を引き離し、それによって管14を通る流れを開放する。しかしながら、壁440の傾斜により、フランジの自然な偏倚が、ピンチクリップ閉塞器410をハウジング420から部分的に出すように偏倚することが可能になる。したがって、矢印450によって表すように管に対し引張により力が加わらない限り、フランジ432はそれらの元の位置に戻り、管を通る流れを閉塞する。] 図11B
[0050] 図12Aは、輸液セットの管14の一区分に沿って配置された、全体として510で示すさらに別の閉塞器の組立分解図を示す。先の閉塞器のようにプランジャもしくはスライド、またはインライン閉塞器を用いるのではなく、閉塞器510は第1の本体518および第2の本体522を有し、それらは各々、管14に取り付けられる。第1の本体518はまた、ねじりばね526によって第2の本体522に取り付けられる。] 図12A
[0051] 第1の本体518はまた、第2の本体522の突起534を受け入れるように構成された溝530を有する。第2の本体522は、ねじりばね526による偏倚により第1本体518に入れ子式に収まりかつらせん状に移動するように構成される。第2の本体522が上方に移動すると、突起534が溝530内で移動し、図12Bにおいて矢印540によって示すように、第2の本体が回転する。第2の本体522が回転することにより、それが取り付けられている管14の部分も回転する。しかしながら、第1の本体518およびそれが取り付けられている管の部分は回転しない。したがって、第2の本体522が回転すると、管14は閉鎖するようにねじれ(図12Bにおいて544で示す)、それにより管内のフリーフローが防止される。] 図12B
[0052] 管14が引張状態でポンプに取り付けられると、管14に対する下方の力は、ねじりばね526(図12A)の偏倚に抗して引く。これにより、第2本体522が第1の本体518において下方に引かれ、溝530と突起534との相互作用により第2の本体が回転する。この回転により、管14がその通常のねじれていない構成に戻り、管14を通る流れを開放する。しかしながら、管14に対する張力が解放されると、ねじりばね526は上昇し、第2の本体522を回転させ、それにより管内の流れを閉塞する。] 図12A
[0053] 以上のように、アンチフリーフロー機構および関連する使用方法の実施形態を開示した。当業者は、本発明の範囲から逸脱しない、本開示に鑑みて行うことができる多数の変更形態を理解するであろう。添付の特許請求の範囲は、こうした変更形態を包含するように意図されている。]
权利要求:

請求項1
輸液セットの管の一区分と、前記管と係合し、前記管を通る流体の流れを低減しまたは防止するように構成された閉塞器機構であって、第1の閉塞位置と第2の非閉塞位置とを有し、前記第1の位置に偏倚される、閉塞器機構と、前記閉塞器機構を受け入れ、前記閉塞器機構を前記第2の非閉塞位置まで移動させる取付構造であって、前記取付構造および前記閉塞器機構が互いに対して摺動可能であり、それにより前記閉塞器機構が、前記取付構造に対して摺動し、前記閉塞器機構を前記取付構造に保持するために加えられる外部力がない前記第1の位置に戻る、取付構造と、を備える閉塞器システム。
請求項2
前記閉塞器機構が、偏倚部材に制約されるアクチュエータを含み、前記アクチュエータおよび前記取付機構のうちの少なくとも一方が傾斜した壁を有し、前記閉塞器機構が、前記偏倚部材の力の下で前記傾斜した壁に沿って摺動する、請求項1に記載の閉塞器システム。
請求項3
前記閉塞器機構が、スライダ、アクチュエータおよび偏倚部材を含み、前記偏倚部材が、前記アクチュエータを外側に押すことにより、前記閉塞器機構または前記取付構造のうちの一方に外部力が加わらない限り、前記閉塞器機構が少なくとも部分的に前記取付構造から出るように摺動する、請求項1に記載の閉塞器システム。
請求項4
前記アクチュエータが傾斜した壁を有する、請求項1に記載の閉塞器システム。
請求項5
前記閉塞器機構が、前記管内の流路を開放するように前記管と係合する少なくとも1つのアームを有するアクチュエータを含む、請求項1に記載の閉塞器システム。
請求項6
前記閉塞器機構が止め具およびコネクタを含み、前記止め具が、前記コネクタを通る流れを選択的に防止するように前記コネクタに対して摺動可能である、請求項1に記載の閉塞器システム。
請求項7
前記止め具が前記管内に配置され、前記管を伸長させることにより、前記止め具が前記コネクタから離れるように移動する、請求項6に記載の閉塞器システム。
請求項8
輸液セットにおけるフリーフロー状態を選択的に防止する方法であって、輸液セットの管の一区分に沿って配置された閉塞器機構を提供するステップであって、前記閉塞器機構が第1の閉鎖位置で偏倚される、ステップと、前記閉塞器機構を第2の開放位置まで移動させるように構成された取付構造に、前記閉塞器機構を取り付けるステップと、前記閉塞器機構を前記取付構造に対して自動的に移動させることにより、前記閉塞器機構に外部力が加わらない限り、前記閉塞器機構を前記第1の閉鎖位置に配置する、ステップと、を含む方法。
請求項9
前記管に対し張力を用いることにより、前記閉塞器機構を前記取付構造にかつ前記第2の開放位置で保持するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
請求項10
前記閉塞器機構および前記取付構造が、前記管に対する張力を解放することにより、前記閉塞器機構が前記取付構造に対して移動し、それにより前記第1の閉鎖位置に戻るように構成される、請求項9に記載の方法。
請求項11
前記閉塞器機構がアクチュエータを含む、請求項8に記載の方法。
請求項12
前記アクチュエータを内側に移動させることにより前記閉塞器機構を前記第2の開放位置まで移動させるステップと、前記アクチュエータを強制的に外側に移動させることにより、前記閉塞器機構を前記取付構造に対して移動させ、前記閉塞器機構を前記第1の閉鎖位置に戻すステップとをさらに含む、請求項11に記載の方法。
請求項13
前記閉塞器機構がインライン閉塞器を含む、請求項8に記載の方法。
請求項14
前記インライン閉塞器に隣接する前記管に力を加えることにより、前記管を通る流れを開放するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
請求項15
前記閉塞器機構がピンチクリップ閉塞器を含む、請求項8に記載の方法。
請求項16
傾斜した壁を有するハウジングに前記閉塞器を配置するステップと、前記管に張力を加えることにより前記ハウジング内で前記閉塞を保持するステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
請求項17
経腸栄養輸液セットの管において流体の流れを閉塞するように構成された閉塞器機構と、前記閉塞器機構と選択的にかつ協働して係合するように構成された取付構造であって、前記閉塞器機構が、前記取付構造と協働して係合すると、前記管を通る流れを可能にし、前記取付構造と協働して係合しない場合、前記管を通る流体の流れが前記閉塞器機構によって防止される、取付構造と、を備える装置。
請求項18
前記閉塞器機構および前記取付構造が、前記管に直線力を加えることによって協働して係合する、請求項17に記載の装置。
請求項19
前記取付装置が輸液ポンプに固定されるように構成される、請求項17に記載の装置。
請求項20
前記閉塞器機構が、前記管を通る流体の流れを防止するように偏倚される、請求項17に記載の装置。
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